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 今は「EWI」と「エアロフォン」や「NuEVI・NuRAD」、その他いくつかのものがウィンドシンセ・ウィンドコントローラーとして現行で存在しています。

 EWIと出生のとき同じころ『 Lyricon 』を始祖とする系列もあるんですが、こちらはYAMAHAのWXシリーズに引きつがれましたが現在は途切れてしまい、その途中経過の文字情報はいくつかのWebでもありますが、画像情報は少ないと思いチマチマとアップしております。

 50代あたりの方には(カキコ時は令和2年です)懐かしい情報だと思います。

 手持ちの機材自慢になりますが、よろしかったら眺めていったって下さい。

 上右の方のBlogは、ウィンドに限らず身のまわりのことなどもカキコしております。



SEMのパネルを『山』にしてみました(笑)

運良く予備のパネルもゲットできました。



伊東さんのDriverで奏でるOberheimの音にあこがれて…



 令和2年現在 Tomおじさん(Tom Oberheim)の会社は、いろいろな流れがあり「Marion Systems」ですが、当時は「Oberheim Electronics」。(令和3年8月でOberheimの商標を取りもどしたようですね。)

 SEMとは1975年頃から作られた当時の会社の商品で、その前の初期の頃はエフェクター類を作っていたようですが、ARPのディーラーでもあったようで(サラッといきますw)ユーザーからの声に基づき初めての「デジタル・シーケンサー」を作り出したり、その後はARPやMoogのオーナー達は「もっと音を厚くする」ことを望んでいたようでw、その声に対して「トーン・ジェネレーター」としても使えるシンセを作り出しました。それがSEM(Synthesizer Expander Module)です。Expander、Matrix12は別ものです。流れはくんでますが…

 VCFには特徴をもたしたようで、「マルチモード」とフィルターのタイプを選べるようにした点と、当時は「4ポール」の極性が多かったのに対して「2ポール」としたことで、他のシンセと違いをだしたようです。それが「オーバーハイムの音」の特徴のひとつですかね。

 その後はそのモジュールを使って、デジタルスキャン技術の鍵盤とを組み合わせた「4ボイス」「2ボイス」、一人で運べないような「8ボイス」wと、ボイス数の数だけSEMを積み込んだシンセを作り、その後は有名なオーバーハイムの流れになっていきます…

 2011年にはCVに対応、MIDIに対応、CV・MIDI両方に対応の3種類のリメイク版とリメイク版のSEMを2機搭載して鍵盤まで搭載したツーボイス版も発売されましたが、既に生産完了となっておりますね。





 …と、LyriconとOberheimだけでなく、ここに重要な方が存在しました。亡くなられているので過去形で…

 E.E.W. 、Eizuka Engineering Workshop の永塚 策英さんです。

 冨田さんや喜多郎さんをはじめ、当時のプロミュージシャン・音響関係の機材などの作製を手がけた方です。

 伊東さんの当時の機材も永塚さんが手がけており、プロミュージシャンの演奏・表現をカタチにするさまざまな仕組・回路が盛り込まれております。

 永塚さんは、交友のある・気に入った方達の作品しか制作していないので、E.E.W.の作品は非常にレアでヤフオクなどの市場に出回ることはほとんどないようです。

永塚 策英さん。六本木の頃のプラズマスタジオにて。

(御親族の掲載承諾済み)






 ここのページでは、EWIエバンジェリスト「よしめめ」(赤い犬)をリスペクトしてるがゆえに「EWI族」は出てきません(笑)。最近は「ウィンドシンセサイザー研究家」とか言い出したか。

 EWIを持ってないわけではありません…1000、2000、3020、3000m、3020m…

 エロ本は持ってますが、エアロフォンは持ってません。

 基本自分でメンテしてますが、手におえない場合は福岡の「ステディーワークス」さんを利用させてもらっております。

 ※ 令和3年12月よりステディーワークスさんは神戸に移転されました。